税理士試験のスランプ

約20年前、税理士試験に挑戦していた私は、
試験勉強を始めて約4年で財務諸表論に合格し、翌年続けて簿記論にも合格することができた。
この勢いで次の科目も取ってしまおうと思い、
次の科目は、比較的ボリュームの少ない固定資産税を選択することにした。
これが大きな間違いだった。

結局、固定資産税で再びスランプに突入し
4年間もの長きにわたり科目合格をすることができなかった。
固定資産税は本当にやっててつまらない科目だった。
ただひたすら暗記をし、暗記したものを試験でひたすら書く。
ただそれだけの科目である。
しかも、固定資産税は役所が税額を決める税金なので、
試験勉強の過程で得た知識を実務でほとんど生かすことができない。
固定資産税を勉強した4年間は、本当に無駄な4年間だったと思う。

その後、酒が大好きな私は酒税を独学で学習し、一発合格した。
酒税を始めたのは5月頃だったと記憶している。
試験が8月頭なので勉強期間は3ヶ月ほどのごく短い期間だった。
やはり自分が興味のある科目は楽勝だ。
だが、酒税の知識も固定資産税と同様、実務で生かせる機会はほとんどない。
なぜなら、酒税は酒の製造者や輸入者に課せられる税金だからだ。
そのようなお客様との関わりがない限り、酒税の知識は実務ではほぼ役に立たない。

しかし、私は酒税の合格で税理士試験の5科目中3科目に合格したことになり、
精神的にかなり楽になった。
その後勉強した法人税、相続税はスムーズに合格することができた。

結論:自分の興味がない科目を選択するべきではない。

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