税理士試験の昔話

【オリンピックも終わり】

今日、オリンピックは閉会式を迎えようとしています。
毎日、冷房の効いた部屋でテレビを見ながら日本人選手を応援してきましたが、
選手たちにとっては、この猛暑の中での競技は本当に大変だったと思います。

最近の日本は暑すぎです。
なぜ、この蒸し暑い日本で、真夏にオリンピックを開催しなければいけなかったのか。
未だによくわかりません。

さて、この過酷な環境での競技を見ていて思い出したのは昔の税理士試験です。

【真夏の税理士試験】

今年の税理士試験は8/17から8/19までの間に行われます。
通常は8月初旬に行われますが、オリンピックの影響で中旬になったようです。
税理士試験は年1回の試験です。
真夏の試験を目指して、多くの受験生が必死にがんばっています。

【冷房の無い試験】

私が税理士試験を始めたのは、今から25年ほど前、1990年代後半でした。
当時、税理士試験の東京の試験会場は冷房禁止というのが伝統になっていました。
西の方の試験会場は冷房が使えるので、わざわざ沖縄まで遠征して試験を受ける人がいたほどです。
私は早稲田大学か立教大学の冷房を使わない試験会場で何度か受験した記憶があります。
今では考えられませんが、30℃をはるかに超えるであろう室内で汗だくになりながら試験問題を解きました。
汗が解答用紙の上にしたたり落ちると解答用紙がふにゃふにゃになり解答を書く時に破けてしまうので、タオルで必死に汗をぬぐいながら試験問題を解きました。

【おかしな伝統】

試験会場での冷房禁止というおかしな伝統は、2000年位まで続いたと記憶しています。
2000年と言えば、Qちゃんがシドニー五輪で金メダルを取った年です。
それほど大昔の話ではありません。
当時の日本は今ほど暑くなかったかもしれませんが、それでも8月初旬の試験で冷房禁止というのは異常でした。
あの異常な伝統(悪しき慣習)は一体何だったんでしょうか?
当時はネットが今ほど普及していなかったので、異常な伝統が世間に認知されにくかったのかもしれません。
くだらない伝統はどんどん改めていかなければいけないと思います。
オリンピックを真夏に開催するという伝統も見直すべきかもしれません。

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