借方、貸方の覚え方

【池袋駅みたい】

今回は、仕訳の借方、貸方の覚え方をご紹介します。

借方、貸方って覚えづらいですよね。
私も簿記を習いたてのころはいつも混乱していました。
借入金は右、貸付金は左。
なのに借方は左、貸方は右。
とても紛らわしいです。

この紛らわしさは池袋駅に共通するものがあります。
東口にあるのは西武、西口にあるのは東武。
ビックカメラのCMソングにもなっていましたね。
「不思議な不思議な池袋♪東は西武で西東武♪」

【由来】

借方、貸方の名称の由来を検索してみました。
借方、貸方という名称は「13~14世紀のイタリア諸都市において誕生した」らしいです。
当時は、「相手側の観点に沿って記帳が行われていた」ので
貸しが右、借りが左と逆になっているそうです。
なんで相手側の観点だったのかがよくわかりません。
こんな由来を知っても余計に混乱するだけです。

【一般的な覚え方】

一般的には、借方、貸方をひらがなで表記する時、
かりかたの「り」が左にはらうから左、かしかたの「し」が右にはらうから右。
これが最もポピュラーな覚え方だと思います。
専門学校の講師もこの覚え方を教えてくれました。

【独特な覚え方】

誰から教わったか忘れましたが、もう一つ独特な覚え方を私は教わりました。
それは、インドの都市「カリカット」にちなんだ覚え方です。
インドの都市カリカットは世界地図で見ると日本の西(左)にあります。
カリカットは左にあるからカリカッタ(借方)は左。
借方はどっちだったっけ?と悩んだ時、
世界地図を頭に思い浮かべるとカリカッタは左と直感的にわかります。
私はこの覚え方で20年以上やってきました。
「借方 カリカット」で検索しても出てこないのでレアな覚え方なのかもしれませんが、
私はとても覚えやすい覚え方だと思っています。
よかったら参考にください。

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