小池の軌跡④(趣味)

合格

私は13年かけて税理士試験に合格しました。

最後の科目である相続税法に合格したときは、「やっとこの地獄から解放される」という気持ちでした。

「うれしい」というよりも、長年背負ってきた重い荷物をようやく下ろせたような感覚になりました。

13年という歳月は、あまりにも長いものでした。

20代から30代前半にかけて、プライベートの時間のほとんどを勉強に費やしました。青春時代をすべて税理士試験に捧げたと言っても、決して大げさではありません。

釣り

合格後は、青春時代を取り戻すような気持ちで、新しい趣味を色々と始めました。

その一つが釣りです。

事務所の先輩に誘われて税理士会の釣り部に入会し、月に1回ほど東京湾を中心に乗合船で海釣りを楽しむようになりました。

釣り物は、タチウオ、ヒラメ、マダイ、スルメイカ、カワハギ、マダコ、イサキなど、季節によってさまざまです。

気が付けば、すっかり釣りの魅力にはまっていました。

釣り部の例会だけでは物足りず、一人でバイクに乗って釣り場へ出かけることもよくありました。

今でも海釣りは、私にとって一番の趣味です。

三味線

職場の近くには三味線を習える教室があり、そこにも通い始めました。

大学時代は長唄三味線を習っていましたが、この教室では新たに津軽三味線に挑戦しました。

繊細な音色の長唄三味線と、力強くバチを打ち込む津軽三味線では、弾き方がまったく異なります。

マイ津軽三味線を購入し、自宅でも練習を重ねました。

よさこいのイベントで、大勢のお客様の前で演奏したことも良い思い出です。

ただ、ここ数年はほとんど三味線に触れる機会がなくなってしまいました…

家族

税理士試験に合格した後は、しばらく趣味を思い切り楽しんでいました。

その後、今の妻と出会い、結婚し、子どもにも恵まれました。

結婚してからは、当然ですが、自分のためよりも家族のために時間を使うことが多くなりました。

仕事に対する考え方も大きく変わりました。

独身時代は、自分のために頑張っていましたが、今は家族のために頑張っています。

誰かのために努力することは、自分のためだけに頑張るよりも、人生に張りを与えてくれるものだと感じています。

(続く)

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