税理士試験と会計士試験どっちが難しい?

多くの人が税理士試験と会計士試験を比較すると会計士試験の方が難易度が高い。
そのようなイメージを持っていると思います。
資格取得のためのガイドブックも多くは会計士試験や司法試験の難易度がMAX。
税理士試験は会計士試験よりも難易度が低い。
そのような説明になっていると思います。

公認会計士になると税理士試験が免除されますので、どうしても税理士試験の方が試験の難易度としては下に見られがちです。
税理士試験の勉強を始めたころの私もまさにそのようなイメージを持っていました。

私は中央大学の商学部に在籍していましたから、
周りの学生の多くが経理研で会計士の勉強をしているのを見てきました。
会計士の試験勉強は大変です。
多くの学生がバイトやサークル活動に明け暮れている中、(私自身もそうでした。)
自習室にこもって勉強、勉強の毎日。それが会計士を目指す学生の日常です。

会計士は働きながら勉強するのは難しいと言われています。
だからこそ、大学在学中に必死になって勉強し、在学中の合格を目指す受験生が多いのです。

一方、税理士試験は試験科目を分けて受験し、累積で5科目に達すれば合格となる試験です。1回受かった科目は永久に繰り越されますから、長い年数をかけて合格にたどりつく受験生が多いのが特徴です。

私は、働きながら勉強しやすい税理士試験を選びました。
そして、合格までに13年もの年月を費やしてしまいました。
税理士試験は決して簡単なものではありませんでした。
長い期間必死に勉強しました。
仕事が終わったら勉強、休みの日は一日中勉強です。
青春時代をすべて税理士試験のために捧げたと言っても過言ではありません。

私の勝手なイメージですが、税理士試験と会計士試験を比較すると「3トンの石を一個持ち上げるのが会計士試験。
1〜2トンの石を5個持ち上げるのが税理士試験
」。
そんな感じではないでしょうか。
税理士試験は専門学校で専念して勉強している受験生も多いですが、決して2年では受かりません。3年で受かる人も稀です。
受かるまでに平均で10年かかるのが税理士試験です。
一方、2,3年で受かるのが会計士試験です。


ネットで情報が広がりやすい時代ですから
そのことがだんだん世に知れわたってきたようです。
会計士試験の方が短い年数で合格することができますから、公認会計士試験経由で税理士の資格を取る人がとても増えています。
私が税理士バッチの授与式に参加した時、壇上に立った税理士の先生が言われていたのは
「この会場にいる半分以上の人が会計士試験の合格者である。」というお話でした。

単純に税理士の資格を取ることだけが目的であるのであれば、会計士の試験経由で税理士の資格を取るのが近道であることは間違いないです。
ただ、試験勉強の過程がとても大事だと私は思います。
何年も必死になって勉強して得た知識は脳にこびりついていますから、簡単には取れないです。実務で生かすことができます。

勉強の過程を大事にしたいのであれば、遠回りでも税理士試験合格を目指すべきだと思います。

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