簿記論から始めるべき

今から20数年前、大学3年生の時、税理士を目指すことにした私は、まずは日商簿記の勉強から始めました。
日商簿記は容易でした。
3級も2級も簡単に取ることができました。
その後、大原簿記学校の立川校の財務諸表論の講座に通い始めました。

財務諸表論は簿記2級とはボリュームがまるで違いました。
簿記2級が1ヶ月程度の勉強で合格できるのに対し、財務諸表論の講座は通常1年間ですから当然のことだと思います。
財務諸表論の学習は、わけのわからない呪文のような言葉をひたすら暗記するような感じで、ただただ苦痛でした。

税理士試験最初の科目は簿記論を選ぶべきだと思います。
日商簿記からの流れで学習しやすいですし、
簿記に慣れてからの方が財務諸表論の理解が進みやすいように思います。
また、時間に余裕がある方は簿記論、財務諸表論を同時に勉強するのが効率的だと思います。
なぜ私が最初に財務諸表論を選んでしまったのか、もはや記憶が定かではありません・・。

私は、1年間就職活動をしながら財務諸表論の勉強を続けましたが、試験結果は不合格でした。
結局、在学中に税理士試験の科目合格をするという目標を達成することはできませんでした。

(一つ言い訳をさせていただくと
今でこそ財務諸表論は毎年20%前後の高い合格率ですが、当時は10%程度だったと記憶しています。)

その後、会計ソフト会社に入社し、税務申告ソフトの開発の仕事に携わりました。
入社後1年は仕事に専念するつもりだったので、税理士の勉強を1年休み、
入社2年目から財務諸表論の勉強を再開しました。
しかし、その年の試験結果も不合格でした。

税理士試験最初の1科目になかなか合格することができず、精神的にかなり落ち込みました。
しかし、元々諦めの悪い私は、税理士試験の勉強をやめてしまおうとは決して思いませんでした。
粘り強く財務諸表論の勉強を続け、3回目の試験でようやく合格を勝ち取ることができました。
そして、次の年に受験した簿記論は1回で合格することができました。
結局、税理士を志してから簿財合格まで5年以上の歳月を要しました。

最初の1科目に合格できずに税理士試験を諦めてしまう人を今までたくさん見てきました。
しかし、諦めずに勉強を続ければ必ずいつか合格することができます。
最初の1科目を取ると、精神的にかなり楽になります。
1科目を取った後はきっとトントン拍子で次の科目にも合格できるはずです。

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