税理士を目指した経緯

私が税理士資格を取ろうと思ったのは、今から20年以上前、中央大学商学部3年生の時でした。
中央大学には経理研究所(略して経理研)という学内のダブルスクールのようなものがあります。
毎年多くの公認会計士合格者を出している由緒ある団体です。
商学部の学生の多くがこの経理研に属しています。
周りの学生の多くが会計士試験の勉強を熱心にやっているのを見て私は焦りを感じました。
バイトやサークル活動に明け暮れていた私は
このまま何もしないでいるのはまずいのではないかと思い始めるようになりました。
ただ、そう思い始めた時期が遅かったため
「会計士試験に在学中に受かるのは難しい・・。
ならば、働きながらでも勉強しやすい税理士試験合格を目指そう。」
そう思ったのでした。
最初は資格を取った後の仕事の内容については深く考えず、ただ資格を取ることだけを考えていたように思います。
大学在学中に2科目、働きながら3科目取って、実務経験積んで30歳までに独立できたらいいな。安易にそう考えていました。
ところが、税理士試験はそんなに甘いものではありませんでした。
そこから10年を超えるとても長く険しい道のりを歩んで行くことになるとは若い頃の私はまだ知るよしもありませんでした。

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